24日午後7時30分ごろ、和歌山県高野町高野山の「久保田写真館」1階店舗奥の台所で、
経営者の久保田耕治さん(71)が、後頭部から血を流して倒れているのを近所の人が見つけ、119番した。
同県警橋本署員が現場に駆け付けたが、久保田さんは既に死亡しており、
同署は殺人事件とみて捜査を始めた。
調べでは、久保田さんは7年前に妻と死別後、店舗兼住宅で一人暮らし。
近所の人が、閉店時間なのに、店の入り口ドアが開き、明かりもついていたため不審に思い、
様子を見に店に入って、久保田さんが倒れているのを見つけた。
午後4時ごろ、車で写真館に戻る久保田さんを近所の人が見かけていた。
同4時半ごろ、別の知人が写真館に電話したが、誰も出なかったという。
現場は、高野山真言宗総本山・金剛峯寺の山内。
(2006年4月25日0時35分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060424i318.htm