【社会】招致中止を、と「いらんばい!福岡オリンピックの会」[06/04/21]

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197これが五輪招致の理由だそうです
福岡五輪招致公式サイトの「市民の声」
http://olympics.blogcoara.jp/voice/
 福岡市は、九州地区の拠点としてある程度は発展しているものの、それはあくまでも中央資本に頼ったものではないかと思います。
未だに、「支店経済」という汚名を返上できずにいます。少子高齢化や、東京・大阪圏などへの人口流出で、「九州」のような地方は、衰退が確実視されています。
そうなると、福岡市も、単なる県庁所在地に成り下がってしまうかもしれません。この現状を打開するためには、何らかの方法で福岡を盛り上げる必要があるのです。
「地方都市」から、「4大都市圏の一角」に変わらなくてはならないのです。
そのためには、オリンピックは効果的な方法のひとつでしょう。ですから、ぜひとも招致を成功させていただきたいと考えています。
シドニー大会等では利益も出ていますから、招致を否定する理由は何一つとしてありません。
反対派の方々の中には、「オリンピックを再開発の口実にしようとしている」という理由でオリンピック招致に反対されている方がいるようです。
これには異議を唱えない訳にはいきません。開発の何がいけないのでしょうか?開発が都市の活性化に繋がった例は、多数存在します。
失敗例だけを見て、開発に反対するのは、間違っています。特に、福岡市の場合、国内外の諸都市と比べると、極めて個性が薄い都市の1つであるのが現状だといえるでしょう。
このままでは、絶対にいけないのです。また、空港の新設は絶対に必要です。
反対派の方々の中には、あの空港が利益を出していると勘違いされている方が多いようです。

 しかし、あの空港は、借地料や騒音対策費という、ほかの空港には無い無駄な出費が、多額必要になっているのです。
黒字なのは、上物だけです。ですから、移転は決して今以上の負担にはならないのです。
福岡市は、アジアなど諸外国との交流拠点を目指していますが、あの空港ではそれは実現できません。
チケットは、東京や大阪、名古屋にある、国際空港発のほうが、ずっと安いのです。それでは、距離が近くても、意味がありません。
多くの飛行機の利発着が可能な、国際空港の建設が必要なのです。空港が移転すれば、高層ビルの建設も可能になりますから、民間の投資や企業誘致の成功も、得やすくなるでしょう。
こういった理由で、開発をセットにしたオリンピック招致は、絶対に必要だと言えるのです。


2006年6月 6日(火)