【ワシントン13日共同】太りやすさに関係しているDNAの型を新たに発見したと、
米ボストン大を中心とする米欧の研究チームが14日付の米科学誌サイエンスに発表した。
この型を持っていると、そうでない人より1.3倍肥満になりやすいという。
危険度はそれほど大きくないものの、今回の調査では約10人に1人の割合でこの型がみられたほど一般的で、
肥満の予防や治療法の開発につながると期待される。
この型は、DNA配列の中で人によって所々塩基が1カ所だけ置き換わる「SNP」。
チームは米国人約700人の血液サンプルと体格データを使って、約8万7000カ所のSNPと肥満との関係を解析。
遺伝子「INSIG2」の近くにSNPがある人は、肥満になりやすいことを突き止めた。
ソース:NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060414STXKE042413042006.html