【社会】論文不正疑惑で東大教授の研究費交付停止 文科省[06/04/06]

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1エマニエル婦人(060514)φ ★
論文の不正が疑われている東京大学大学院工学系研究科の多比良和誠教授と助手に対して、
文部科学省は06年度分の科学研究費補助金の支給を停止することを決め、通知した。
停止期間は「疑惑が解消されるまで」としている。
研究の不正疑惑を理由に科研費の支給が停止されるのは初めて。

多比良教授の研究課題は05年度から5年間、助手は3年間の支給対象に採択され、
05年度は各1490万円と500万円が支給された。通例なら今年度もほぼ同額になる予定だった。

東京大は3月30日、多比良教授らの論文の調査結果について最終報告書を公表し、
「再現性、信頼性はない」と結論。捏造(ねつぞう)とは断定できなかったが、
文科省の科研費審査部会で審査した結果、疑惑が消えない以上、支給は慎重に判断せざるをえないとの結論になった。
過去には、研究費の不正使用などの理由で打ち切られたケースがある。

審査部会は、学生によるデータ捏造が疑われ大学から停職処分を受けた
大阪大学大学院医学系研究科の下村伊一郎教授についても審査したが、
本人から支給辞退の申し入れがあり、受け入れた。

ソース:asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0406/TKY200604060139.html
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