麻生外相は3日夜、ポーランドのメレル外相と都内の外務省飯倉公館で会談し、
欧州連合(EU)の対中国武器禁輸解除に反対する考えを伝えた。
これに対しメレル氏は「現時点でEUのどの国も禁輸解除に賛成ではない。
禁輸は維持されるべきだ」と述べ、日本の立場に理解を示した。
麻生氏は中国の軍事予算について「過去18年連続で2けた成長し、
透明性が欠けている」と中国の情報公開の必要性をあらためて指摘した。
このほか麻生氏は、ポーランドが日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを
支持していることに謝意を表明。メレル氏は「日本が常任理事国入りすれば
両国関係はさらに緊密化する」と述べた。
■ソース
共同通信社:Flash24[2006年4月3日23時40分]
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006040301003369