[ラゴス 31日 ロイター]ナイジェリアのサッカー協会は金曜日、同国のサッカー審判は
普通に賄賂を受け取ってもよいが、その判定に影響を及ぼしてはならないと発表した。
ナイジェリアサッカー協会のファニー・アムン事務局長代理は、
「ナイジェリアではサッカーの審判が賄賂を受け取るのはごく普通のことなのです」とコメント。
他の審判からの苦情を受けたアムン氏は、今週初めに開催されたサッカーセミナーで声明を発表した。
「審判は金銭の誘惑に負けたようなふりをしつつも、贈賄者の思惑通りに偏った判定をしてはなりません」
とアムン氏。セミナーの席上では同国サッカー協会会長も、贈収賄は非難されるべきことであり、
試合のレベルの低さはそういった審判に責任があると叱責し、
「贈収賄がわが国のサッカーの発展を妨げている。お願いですから、悪い習慣を断ち切っていただきたい」
と会長は述べた。
汚職、贈収賄などを撲滅しようと必死のナイジェリアだが、貧困にあえぐ同国は世界で最も
不正の多い国として知られる。サッカーも例外ではない。
ソース:
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081143946316.html