プラハ──チェコの獣医当局は29日、同国南部で見つかった白鳥が、
鳥インフルエンザH5N1型ウイルスに感染していたと発表した。
チェコで高病原性鳥インフルエンザが確認されたのは、初めて。
白鳥の死がいは今月22日、首都プラハの南約130キロ、フルボカ近くのモルダウ川で見つかった。
鳥インフルエンザ感染の有無を確認するため、
英国にある欧州連合(EU)関連の研究所に検体を送り、調査していた。
チェコの隣国ドイツやオーストリア、ポーランド、スロバキアでは、死んだ野鳥から
H5N1型ウイルスを検出している。
また、プラハの南約150キロのチェスケ・ブデョイビッツエ近くで25日に死んでいるのが見つかった白鳥は、
H5型ウイルスの感染が確認された。H5N1型ウイルス感染については、現在詳しく調べているという。
ソース:CNN
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200603300021.html