JR西脱線きょう1年 1000人追悼
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060425-00000001-san-soci 百七人が死亡、五百五十人以上が重軽傷を負った尼崎JR脱線事故は二十五日で一年。
遺族にとって忘れようにも忘れられないあの日。兵庫県尼崎市内の事故現場で手を合わせる人は一年たった今も途切れることはない。献花台は二十四日も花で埋まっている。
JR西日本は二十五日午前九時から尼崎市のホールで追悼慰霊式を開き、遺族ら約千人が参加し犠牲者の冥福を祈るほか、学生が犠牲になった大学などでも追悼行事が予定されている。
慰霊式では事故が発生した午前九時十八分に全員で黙祷(もくとう)。JR西の山崎正夫社長があらためて事故を謝罪し安全への決意を表明。遺族ら三人が追悼の言葉を述べる。
遺族を支援するグループは同日午前、福知山線の各駅で追悼の意を表すリボンを乗客に配布。午後六時半からは尼崎市で追悼行事を予定。
学生三人が犠牲になった同志社大は追悼ミサを実施。二人が亡くなった大阪産業大なども追悼式を開く。