県教育委員会は二十八日、酒気帯び運転をした前橋市立中学校の男性教頭(52)を停職四月に、
休日のアルバイトを十年間続け、地方公務員法(営利企業等従事制限)に違反した
伊勢崎市内の給食センター勤務の女性栄養職員(36)を減給一月(十分の一)の懲戒処分にしたと発表した。
県教委学校人事課によると、教頭は十七日午後六時半ごろから約二時間半、
前橋市内で開いた教員同士の懇親会で、ビール大瓶一本ほどを飲み、休息後の午後十一時ごろ、
代行車で帰宅。富士見村内の自宅から百メートルほど離れた路上に乗用車を止めて歩いて帰宅した。
翌十八日午前五時半ごろ、車がないため、別の車で捜しに出たところ、エンジンがかかったままの
自分の車を調べていた前橋署員に事情を聴かれた。現場で検知したところ、アルコール分が検出された。
女性職員は、採用された一九九五年度以降、学生時代からの宴会場などで配膳(はいぜん)係のア
ルバイトを続け、約五十回、総額五十数万円を受け取っていた。
女性職員はアルバイト代を「生活費に充てた」と話しているという。
内山征洋教育長は「誠に遺憾。全力で服務規律の徹底に取り組む」とコメントした。
ソース:東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20060329/lcl_____gnm_____004.shtml