【北京=共同】中国衛生省は二十七日、臓器移植医療に関連して明確に臓器の売買を禁じ、
移植手術を実施する医療機関の基準を定めた「臓器移植技術臨床応用管理暫定規定」を発表した。
七月一日に施行する。
中国では主に死刑囚から摘出した臓器を使った移植が行われ、国際的に批判を受けている。
高強衛生相は今月、脳死を前提とした「臓器移植法」の制定を進めていることを明らかにしており、
今回の規定制定も移植医療の透明性を高める狙いがあるとみられる。
ドナー(提供者)不足が深刻な日本から中国へ移植手術を受けに来るケースも多く、
日本人患者への影響も予想される。
ソース:中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20060328/mng_____kok_____001.shtml