【社会】全国初の「補導条例案」、奈良県議会が可決[06/03/25]

全国初となる奈良県の「少年補導に関する条例」案が２４日、県議会で賛成多数で可決された。
法的根拠があいまいだった補導活動について、対象となる不良行為を具体的に定め、
警察施設への任意同行など警察職員の権限を明確にした。７月１日に施行される。
「人身の自由やプライバシーを侵害する恐れがある」などと反対していた奈良弁護士会は
施行凍結を求めていくという。

県議会での審議は、補導活動を条例で規定することの是非をめぐる議論に終始し、
個別の項目に関する検討はほとんどなかった。「警察の権限拡大につながる」と批判する一部の
議員に対し、県警側は「あいまいだった警察の活動範囲を明確にするものだ」と主張し、平行線をたどった。

条例は補導の対象となる「不良行為」を、飲酒や喫煙▽正当な理由なく義務教育の学校を欠席、
早退、遅刻してうろつく▽出会い系サイトの利用▽入れ墨をする――などと細かく定めた。

警察職員に対しては、たばこなど有害な所持品を一時的に預かったり、深夜にうろつく少年を
警察施設で最長１２時間保護したりできる権限を与えた。民間ボランティアの少年補導員についても、
県警の委嘱に基づく立場であることをはっきりさせ、守秘義務に違反した場合には
１年以下の懲役または５０万円以下の罰金を科す。

ソース：asahi.com
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200603240076.html

▽正当な理由なく義務教育の学校を欠席、 早退、遅刻してうろつく
教師に殴られるのが嫌で昔はサボタージュした者ですが

うぇｗｗｗｗこれ2chも規制対象なんだろｗｗｗｗｗｗ

奈良ｵﾜﾀｗｗｗ

奈良県民やめてよかった

少年の補導に法的根拠…全国初の条例、７月から施行

　飲酒、喫煙や無断外泊、深夜はいかいなどの「不良行為」を細かく定義し、警察官らによる少年補導に
全国で初めて法的な根拠を与えた「奈良県少年補導に関する条例」が２４日、県議会で賛成多数で可決、
成立した。施行は７月１日。
　少年犯罪の深刻化を受け、警察庁も補導手続きの明確化など非行防止法制の在り方を検討中で、これを
先取りした形。警察官が少年を一時保護したり、たばこなどを預かる権限も規定しており、「警察の権限
拡大や少年の人権侵害につながる」と批判も出ている。
　補導の対象となる不良行為として列挙されているのは２６項目。２０歳未満では、飲酒、喫煙などに加
え「暴力的行為に発展する粗暴な言動」「みだりに異性に触れ性的不安を覚えさせる行為」など。
　１８歳未満では、出会い系サイトの利用や深夜はいかい、「正当な理由がなく保護者に無断で外泊する」
「学校を欠席、早退、遅刻し遊び回る」ことなどを挙げた。
　街頭などでの補導にあたっては警察官が最寄りの警察署に同行したり、たばこや禁止薬物などを預かっ
たり廃棄を促すこと、警察署などに一時保護することなどが任意でできると具体的に規定。
　補導のために必要があればゲームセンターや飲食店などへの立ち入りも認める一方、これらの権限は
「犯罪捜査のために認められたものではない」と注記している。
　日本弁護士連合会などは「不良行為の定義があいまい。恣意（しい）的運用の恐れがある」と当初から
反対しており、奈良弁護士連合会は２４日「施行凍結に向け活動する」との見解を発表した。

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_03/t2006032533.html