厚生労働省は23日、4月に改定する65歳以上の介護保険料が
全国平均で約800円増の月額4090円になるとの見込みを公表した。
高齢者の増加などで介護サービスの利用が増えた分が保険料に反映されるのが理由。
引き上げ率は24%となり、前回の03年度改定の13%を大きく上回っている。
介護保険は利用者負担(1割)を除いた給付費の50%を公費、32%を40―64歳の保険料、
18%を65歳以上の保険料で賄う。
65歳以上の人が払う保険料は各市町村の介護サービスに応じて3年ごとに見直す。
65歳以上の介護保険料の引き上げは03年度の初改定に続き2回目。
毎年見直す40―64歳の保険料も増加傾向が続いており、来年度は5.6%増の月額3964円。
原則として半分は事業主や公費で負担するため、
加入者の自己負担の月額平均は1982円となり、今より105円上がる。
(22:14)
引用元:NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060323AT3S2301823032006.html