大阪府警交通捜査課は19日までに、大阪府の排ガス規制を逃れるためトラックの使用本拠を偽ったとして、
電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで建設機械レンタルの「アクティオ」(東京)役員(54)ら3人を
書類送検した。
同社が保有するトラックなど約1万1000台のうち、使用本拠を偽るなど道路運送車両法に違反する車が
約7000台あり、府警は是正を指導した。
調べでは、役員らは昨年2月、大阪府高槻市の営業所で使用するトラックを和歌山市で使用すると偽り、
和歌山運輸支局に登録申請した疑い。
トラックは1996年新規登録のディーゼル車。自動車窒素酸化物(NOX)・粒子状物質(PM)法の規制で
大阪府で使用できなくなるため、虚偽の登録をしたという。
また府警は同日までに、同様に排ガス規制を逃れるため、トラックの使用本拠を偽り登録申請したとして、
同容疑で東大阪市の建機レンタル会社「トーケン」役員ら2人を書類送検した。
■ソース
共同通信社:Flash24[2006年3月19日12時13分]
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2006031901000713