地場産米粉を使った料理の開発、研究に取り組む越前市の「とことんお米倶楽部」が十八日、同市粟田部町の
今立ふれあいプラザ内に常設販売店舗の「パン・菓子工房『De Riz(デリズ)』」を開店した。初日から多くの人が
米粉パンなどを買い求めていた。
同倶楽部は二〇〇三年、旧今立町産米の消費拡大を目的に発足。約六十人が有機栽培の地場産米で作った
米粉料理の研究を行っている。〇五年から、同プラザで米粉パンの定期販売を始め、地元のお祭りなどイベント時にも
出店。昨年からは、本格的に同倶楽部の念願だったパンやお菓子などの調理施設やカフェを備えた常設店舗の
開設を準備してきた。
十八日正午のオープン直後から、カスタードや明太子、ゴボウなど約20種類の米粉パンや米粉ケーキを買い
求める市民らでにぎわった。店内には焼き立ての香ばしいにおいが立ち込めていた。
十九日の営業時間は正午から午後六時まで。毎週月曜日は休みで、二十一日以降は午前十時から午後七時。
ソース
http://www.fukuishimbun.co.jp/topics.php?code=12240