◇来春の新卒者 大分銀が100人採用へ トキハも15人程度
大分銀行は来春の新卒者採用を百人にすることを、十七日までに確定した。
四月にスタートする第六次中期経営計画の達成を目指し、九年ぶりの三けた採用。
また今春の採用を見送ったトキハも団塊世代の大量退職をにらみ、十五人程度採用する。
景気が回復傾向にあることなどを受け、県内でも採用枠を拡大する企業が増えている。
同行の来春の採用予定は大卒が七十人、短大や専門学校、高卒が計三十人。
同行の新卒採用は一九九二年度に百七十三人を採用してから減少傾向にあり、
二〇〇一年度は行員数の一割削減を達成するため、採用ゼロに。
以降、六十人、四十二人、三十七人、六十一人と続き、今春は二十七人。
人事部は「目標とする営業体制の構築とバランスの取れた人員構成が基本。
今後退職予定者の増加が見込まれることからある程度まとまった採用が必要」と説明する。
一方、トキハは昨春、三年ぶりに大卒八人を採用したが、収益確保を最優先した結果、
今春は再びゼロとなった。だが、来春以降は恒常的に採用する方針を固めている。
企業の採用を支援するプランニング大分・メディア開発部は
「景気回復や団塊世代の大量退職を背景に、中央の企業が採用枠を拡大。
地場企業にも前年並みか若干の上乗せがうかがえる。特に製造業が採用を増やしており、
売り手市場になりつつある」と分析した。
ソース:大分合同新聞社
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=03=18=977376=chokan 参考:大分銀行
http://www.oitabank.co.jp/ ふるさと大分の百貨店 トキハオンライン
http://www.tokiwa-dept.co.jp/