鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島)が二〇〇二年に中国・内モンゴル自治区から受け入れた
留学生が行方不明となっている問題で、〇二年十一月に来日した二十人のうち、
行方の分かっていない女性一人は在留期限が切れた現在でも日本に不法に滞在しているとみられ、
八人は既に出国していることが、十七日までの徳島県警公安課と徳島新聞社の調べで分かった。
県警は不法滞在の可能性の高い女性については出入国管理法違反の疑いがあるとみて、
大学から事情を聴くなどして調べる。
同課の調べや同大学の話を総合すると、留学生二十人のうち、二十代の女性は〇三年一月末に指導教員と
連絡が取れなくなり、失跡した。現在までに日本から出国したとの記録はなく、ビザの更新もできていないため、
不法滞在している可能性が高い。
〜中略〜
県警は今後、入国管理局など関係機関と連絡を取るとともに、同大学からも事情を聴きながら、
不法滞在の可能性が高い女性に関する情報収集を進めることにしている。
ソース:徳島新聞
http://www.topics.or.jp/News/news2006031806.html