近畿学生野球連盟は15日、硬式野球部元コーチの暴力行為が発覚した阪南大の処分を決める
臨時理事会を大阪市内で開き、元コーチを無期謹慎にすることを決めた。
また監督、部長、別のコーチの3人が大学側に辞表を出しており、それも認めた。
各処分は、16日に東京で開かれる日本学生野球協会審査室会議で正式に決まる。
元コーチはすでに大学から解任されており、監督らは報告遅延などの責任を取った。
「教育的観点から配慮した」(沢田一彦理事長)とし、チームへの処分はない。会に出席した
阪南大の辰巳浅嗣副学長は「チームを一新し、きちんとした指導体制を取っていきたい」と話した。
暴力事件は元コーチが4年生だった昨年3月に、1年生部員3人を平手でたたくなどし2人に
鼓膜が破れるなどのけがを負わせていた。連盟が5月に同校野球部に調査を求めたが、
元コーチが部員に口止めをして「暴力はなかった」という報告書を提出していた。
ソース:asahi.com
http://www.asahi.com/sports/update/0315/136.html