そば・小麦製粉大手の日穀製粉(長野市、丸山和広社長)は10日、3月1日から出荷する業務用そば粉の価格を
1キロ当たり一律40円値上げすると発表した。消費者の健康志向などでそば製品の需要が高まるなか、
中国産玄ソバの価格が上昇しているため。中国産の標準的な商品では20キロで4800円と現行より800円高くなる。
日穀製粉によると中国産玄ソバは3年前と比べると価格は約2倍に上昇しているという。
中国国内での消費増加や所得上昇なども影響している。物流や製造などのコスト削減に努めたが
「安定供給するためには値上げせざるを得ない」(業務本部)としている。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060210c3b1004d10.html