【経済】世界のデジカメ・シェア　首位キヤノンが20％台超　日経マーケット・アクセス調べ[060207]

　『日経マーケット・アクセス』（http://ma.nikkeibp.co.jp/）の調査によると、2006年のデジタル・スチル・カメラ（デジカメ）
の生産台数は、全世界で前年比7.7％増の8624万台となる。市場全体の伸びが低下する中で、2005年に急成長した海外デジカメ・
メーカーは、引き続き高い成長狙う生産計画を立てており、日本メーカーとのシェア争いが激化しそうだ。

●米イーストマン・コダックと韓国・サムスンテックウィンが2005年に急伸
　ブランド別に見ると、成長著しかった海外メーカーは米イーストマン・コダック社と韓国のサムスンテックウィンである。
コダック社は2004年から急成長して、2005年にはブランド別生産台数で1000万台を突破した。シェアでは２位ソニーに1.5ポイント
差に迫る３位を獲得した。サムスンも2005年にＯＥＭも含め300万台以上を生産。日本の中堅デジカメ・メーカーの生産規模に並んだ。

●国内ブランド・メーカーの勝ち組はキヤノンとニコン
　一方、日本のデジカメ・メーカーは、年初の計画をほぼ達成した「勝ち組」と、計画を大幅に下回った「負け組」に明確に分かれた。
勝ち組の代表は、ブランド別生産台数シェアで世界トップのキヤノンである。『日経マーケット・アクセス』推定で同社の生産シェアは
2005年に一段と高まり20.3％に達した模様だ。コンパクト機でシェアを稼ぎ、レンズ交換式一眼レフでもニコンとトップを争った。
ニコンもブランド力を発揮し、2005年にはオリンパスを抜き4位となった。このほか、手振れ防止機能など特徴のある商品の投入でシェア
を伸ばした松下電器産業が８位に入った。

●生産メーカーでは台湾メーカーからのＯＥＭが拡大
　ＯＥＭ関係まで踏み込んで、実際に生産を担当する会社別に見ると、キヤノンとソニーという自社生産のみのメーカーが2004年に続き
１位、２位。ＯＥＭ中心で、2003年までシェア・トップだった三洋電機は、ニコン向けが増加したが、オリンパスやコニカミノルタ向け
が低迷した結果、シェアが下がった。
　ＯＥＭメーカーとして生産台数が増加しているのが、台湾のデジカメ・メーカーである。コダックやサムスンテックウィンだけでなく、
日本のブランド・メーカーにも供給している。今後は、商品競争力を保つために自社生産にこだわる日本メーカーが伸びるという見方と、
台湾メーカーへの製造委託が増え続けるという見方に業界でも分かれている。
■ソース（日経新聞）（中村健＝日経マーケット・アクセス主任編集委員）
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?i=20060202aj000aa

ニコン

キャノンなんてデジカメが出始めた頃は出足が遅れてたのに見事に挽回したねー。

そうか　日本製にとことんこだわる俺としてはキャノンを買えばいいんだな。

カシオはどうなんですか？

ここにもサムスンが売れば日本が儲かる構造が出来つつある

つーかデジカメは中韓の技術泥棒を防ぐ産業構造になってるからな
日本が優位を保ち続けてるのにもきちんとした理由がある
現在中韓のコピー品に押されてる業界の反省を元に確立されたんだが
日本でよりも海外でその生産スタイルに評価が高いらすい

三洋ｶﾞﾝｶﾞﾚ

キヤノンは技術を盗まれないように中国から撤退。
技術者も日本人で固めて日本国内で研究開発して技術を守っている。

パナソニックのコンパクトデジカメFX-9はmade in Japanですよ，皆さん。
オリンパスは意外にassembled in China多し。

ちょっとまってえ

シェア順を教えてよ。

キャノンの利益率恐ろしいわ