◇サクランボ取り、楽しかったよ!
東根市蟹沢のJRさくらんぼ東根駅前広場で6日、ひがしね保育所の園児約30人が、周囲に雪が残る中、
温室から取り出したサクランボの摘み取りを楽しんだ。
サクランボの出荷量で日本一を誇る同市は、特産品として観光客にアピールしようと、同駅改札前に00年
からサクランボの温室を設置している。別の倉庫で春夏秋冬それぞれの季節にサクランボを2株ずつ栽培。
花を咲かせて実をつける時期にさしかかった木を順番に温室に入れることで、駅の利用者に、季節に関係
なく花か実のなったサクランボの木を見せる仕組みだ。
この日収穫されたのは、昨年10月上旬から温室に入れていた2株の紅秀峰。園児たちは周りに雪が残る中、
歓声を上げながら鮮やかな赤色に実ったサクランボを次々と収穫していた。参加した海藤朱理ちゃん(6)は
「かがんでサクランボを取るのが難しかったけど、楽しかった。サクランボおいしかったよ」と笑顔で話していた。
【釣田祐喜】
毎日新聞 2006年2月7日
山形:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20060207ddlk06040065000c.html