長野県岡谷市内で昨年12月、行方不明になり捜索中の小学5年男児を目撃したと警察にうその情報を
寄せたとして、県警諏訪署は7日、同県下諏訪町に住む元派遣社員の女(23)を軽犯罪法違反(業務妨害)
の疑いで諏訪区検に書類送検した。女は「寂しかった。うそを言えば、注目してもらえると思った」と
容疑を認めている。
調べでは、女は男児が行方不明になって2日後の昨年12月5日午後6時半ごろ、当時住んでいた同県
諏訪市内で「似た男の子を目撃した」などと、うその情報を警察に通報した疑い。
女は事情聴取に「着替えをさせカップめんを与えた」「白いワンボックスカーで岡谷市方面に向かった」とも
話した。同署は、話につじつまが合わない点があったため詳しく聴いたところ、うそをついたことを認めた。
男児は1月15日、諏訪湖で遺体で見つかった。【神崎修一】
毎日新聞 2006年2月7日 11時33分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060207k0000e040054000c.html