2月14日まであと10日足らず。今年のバレンタイン商戦が佳境に入っている。
男性へのプレゼントはもちろん、最近は女性の友達に贈る「友チョコ」や「自分へのごほうび」もすっか
定着し、「チョコのお祭り」へと意味づけも変わりつつあるようだ。(鹿川庸一郎)
高級品は自分
チョコレートにこだわる女性が注目しているのが、高級ブランドチョコだ。
「海外の有名ショコラティエ(チョコレート職人)がバレンタインシーズンの日本市場を非常に注目
している」(上野奈央・伊勢丹新宿本店アシスタントバイヤー)ことから、来日して店頭に立つ職人も多い。
ジャン・ポール・エヴァン氏(仏)、ピエール・マルコリーニ氏(ベルギー)などの有名職人になると、
サインや記念撮影を求める行列ができ、芸能人のような人気。自分のために買い求める女性も多い。
1粒数百円する高級品だけに、多くの種類を楽しめる詰め合わせが人気という。松屋銀座本店の
「M.O.Fコルドシュールシェル」(3150円)は、フランス政府認定の最高職人8人のチョコ11個を集めた。
高島屋の「ソルトン ショコラ」(1890円)は、塩をテーマにした日本人の菓子職人6人による
競作だ。伊勢丹新宿本店は、海外4ブランドのチョコレート12個をセットした「セレクション デ
セレクション」(3990円)などの詰め合わせ3種類を1月下旬に発売し、計6000個が2日間で完売した。
後略
大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20060205ok01.htm