きょうから不審者情報提供
県教委 市町村別にHPに掲載
栃木県今市市の女児殺害事件など子どもを狙った犯罪が相次いでいることを受け、県教委
は二十六日から、通学路での不審者情報をホームページに掲載する。最新の情報が掲載で
きるよう、各学校長らが直接書き込めるのが特徴。県保健体育課は「全国的にも珍しい制度」
としている。
情報は、市町村別に(1)声かけ(2)つきまとい(3)写真撮影(4)露出(5)連れ去り(6)性的
被害(7)暴行(8)その他−の八項目を掲載。学校名などは公表しないが、被害に遭った児童
生徒の性別、不審者の出没日時、場所、行為、特徴などは明記する。
小中学校の場合、地名で学校が特定されるケースもあるが、同課は日時、場所が最重要
情報として提供は欠かせないと判断した。当面、公立小中学校と県立高校が対象だが、国立
、私立校には二十六日から参加を呼びかける。
掲載するのは、過去三カ月間の情報で、今回は十一月以降の五十−六十件。同課は「こ
れまでは事件性の低いものは県教委に報告がなかったが、今後はさまざまな情報が出てく
ると思う」と話している。ホームページのアドレスは、http: //fushinsha.ibk.ed.jp/、携帯電話か
らは、
http://fushinsha.ibk.ed.jp/m/ 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060126/lcl_____ibg_____001.shtml