【琵琶湖】カワウの巣づくり防止作戦を計画　 竹生島の景観を守る[060124]

　カワウのふんによる樹木の立ち枯れが深刻化している竹生島の景観を守ろうと、
滋賀県は地元自治体の協力を得て、来年度、島南部にある都久夫須麻神社や宝厳寺
周辺の木々の上に網をかぶせ、カワウの巣づくりを防げる作戦を計画している。
これまでロープを張ったり、爆竹を鳴らすなどの対策を講じてきたが、十分な効果
を挙げられなかった。
　約５０００−１万平方メートルの森林の上に、網目が２０センチ四方の防鳥網を
かぶせる。２月１３日に地元・びわ町などと長浜市が合併してできる新・長浜市が、
６月初めまでにヘリコプターを使って作業を行う。同時に、すでに樹木の立ち枯れ
が進んでしまった島の北部に、カワウが営巣しやすいように木製の台を１０基前後
設け、早急な景観保全が必要な南部から北部へカワウを誘導し、被害の軽減を目指す。
県自然環境保全課は、来年度一般会計当初予算として長浜市への補助金約７００万円
を要求している。
　カワウが巣を作るのを防ぐため、県は２０００年度から本年度まで、びわ町に補助金
を出し、竹生島南部の木々の間にロープを張るなどの取り組みを行ってきた。しかし
ヘリコプターで作業を行うためロープを密に張ることが難しく、すき間からカワウが
侵入するのを防げなかった。このほか木にドラム缶をぶら下げてたたいたり、威嚇用の
風船を設置するなどしたが、抜本的な効果はなかった。
　同課は「環境への影響を少なくするため、網はわらで作る。島南部での樹木の立ち
枯れの進行をまず食い止めたい」としている。
■ソース（京都新聞）
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012400263&genre=H1&area=S20

カワウとヒメウ

竹生島て鳥人間で映ってた島でしょ？

竹島じゃないのか・・・。