パリ発――フランスの裁判所が、オークションサイト『イーベイ』のある出品者に
数千ユーロの罰金を科す判決を下した。この判決によって、オンラインで物品を
販売しているフランス全土の数百万人に影響しかねない、法の曖昧さが浮き彫りになった。
認可を受けずに販売業を行なったとして起訴されたこの男性(氏名は公表されて
いない)について、裁判所は職業として美術品の販売を行なっていたとみなし、
販売事業者としての登録を怠ったためにさまざまな規制や課税を免れたとして、
今月、有罪を言い渡した。被告人は弁護士を通じて無罪を訴え、イーベイで470点ほど
の美術品を販売してきたが、これは登録の要件を満たさないと主張している。
米イーベイ社のフランスの広報担当者は、この裁判についてコメントを控えたが、
イーベイの利用者は不安や疑問があればフランス国内の会計の専門家に相談すべき
だと述べた。また、フランスのイーベイでは、オンラインの消費者保護団体である
同国の『インターネット権利フォーラム』が起草したガイドラインを掲載している。
(以下略)
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Hotwired Japan
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