金沢市内のタイヤ販売店で今月中旬にタイヤ約二百本が盗まれていたことが二十三日、
分かった。一晩で大量に盗難に遭っていることから、金沢西署などはタイヤ転売目的の
窃盗団が県内に入り込んだ可能性があるとみて警戒するとともに、石川をはじめ各地で
多発しているタイヤ盗難との関連についても調べを進めている。
調べでは、今月十三日夜から十四日朝までの間に、金沢市西部のタイヤ販売店で、
店内に陳列してあった乗用車用のタイヤ約二百本が盗まれた。タイヤは新品と中古の
約五十セットで被害総額は二百五十万円相当に上るという。店は施錠されていたが、
ドアが工具などでこじ開けられていた。
店関係者らによると、十四日朝に出勤した従業員が店内が荒らされ、陳列してあった
タイヤ約八百本のうち約二百本が盗まれているのを見つけ、同署に届け出た。現金などの
被害はなかった。
関係者によると、一人で大量のタイヤを短時間で持ち出すのは難しく、複数犯の可能性が
大きいという。現場は幹線道路沿いの一角で、窃盗団がトラックなどで運び出したとみられる。
石川県内では一昨年末から金沢、七尾、小松、白山市内などのタイヤ販売店や自動車
整備会社などでタイヤが大量に盗まれる被害が相次いでいる。富山や新潟県など各地でも
転売目的とみられるタイヤ盗が多発しており、石川県警は関連についても調べている。
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北国新聞社
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