京都府向日市少年補導委員会寺戸支部は22日、地元の子どもを対象にしたもちつき大会を寺戸中で開いた。
小、中学生や保護者、教員ら200人以上が参加して、同支部の会員からつき方を教わり、つきたての温かいもちをほお張った。
昨年末までに子どもが被害者になる悲惨な事件が全国的に相次いだことから、
学校や地域住民、保護者、子ども同士が顔見知りを増やして、地域の防犯力を強化しようと企画した。
この日は、もち米56キロときな粉、大根おろしを用意した。
正面玄関前に組んだ仮設テントから、石臼をつく音がテンポよく響いた。
同支部長の長谷川勇さん(56)は「子どもらには、地域に守られていることを実感してほしい。
もちつき大会は毎年続けたい」といい、心山芳典校長も「寺戸中を舞台に、大勢の人が顔見知りになるのは良いことだ。
地域連携の第一歩になってほしい」と期待していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060122-00000027-kyt-l26