[シンガポール 20日 ロイター] シンガポールで麻薬所持により逮捕されたタイ国籍の
女性(37)が、実は性転換を受けた元男性であったことが話題になっている。
女性になったことが幸いし、ムチ打ちの刑を免れたという。20日付の地元英語紙、
ストレーツ・タイムズが報じた。
昨年12月にコカイン1.52グラムなどの所持で逮捕されたこの女性は、10年前に
性転換手術を受けており、医学的に女性であることが証明されたという。
シンガポールでは、麻薬の所持者や使用者に対しては死刑も含む厳しい処罰が
科せられるが、処罰の内容については性別による差が設けられており、男性犯罪者が
15回のムチ打ちとなるケースでは、女性犯罪者のムチ打ちが免除されている。
ロイター
asahi.com: 2006年01月20日16時17分
http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200601200055.html