八百半フードセンター(鹿沼市上田町、片柳伸一社長)は十八日、
昨年十二月に輸入が再開された米国産牛肉の販売を始めた。
同社は「解禁後にスーパーで販売するのは県内で初めて」としている。
全国の中堅スーパーなどで構成する業界団体が、
提携先の米国食肉加工会社から輸入した牛肉。生後二十カ月以下に
限るなどとする条件を満たした製品で、鹿沼、今市市にある同社の
計八店舗で扱っている。
同社は昨年十二月、業界団体の輸入牛肉プロジェクトメンバーとして
現地調査に参加。加工会社「ナショナルビーフ社」を視察するなどした。
鹿沼市上田町の同社北部店では、安全表示のプレートとともに品ぞろえ。
午前中に買い物に訪れた七十歳台の女性は「牛丼が好きなので家で
作って食べてみたい」。一方、三十歳台の女性は「安いけど安全性の面で
ちょっとためらう」と、反応はさまざまだった。
下野新聞
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/060119/news_6.html