◇「愛の母子像」に説明板 米軍機事故の由来記す
横浜市で母子3人が犠牲になった1977年9月の米軍機墜落事故の後、
同市中区の「港の見える丘公園」に建てられた「愛の母子像」に17日、
由来を記した説明板が建立から21年たって設置された。
愛の母子像は、死亡した土志田和枝さん=当時(31)=の父勇さん(80)が
「多くの人に事故を知ってほしい」と85年1月、横浜市に寄贈、設置された。
市は当時、都市公園法で特定人物の形象化は禁じられているとして
事故についての記述を認めなかった。
昨年の像建立20周年を機に碑文を求める声が高まり、中田宏市長が
担当部局に見直しを指示。「母子愛の尊さと平和の願いという趣旨」で
説明板設置が決まった。
勇さんは17日午前、像の台座に花束をささげ「長い間の念願が
かなってうれしい」と感無量の表情で話した。
ソース(共同通信)
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