◇生ごみ食い荒らすカラス対策/黄色いごみ袋で実験/各務原市3自治会
各務原市はごみ収集ステーションで、生ごみを食い荒らすカラス対策として、
県内自治体で初めて「黄色いごみ袋」を使用した実証実験を十八日から
三月まで実施する。地元住民の協力を得て有効性など検証し、
導入について検討する予定。
同市内のカラス被害の多い各自治会では生ごみにネットを掛けたり、
シートをかぶせるなどカラス対策に躍起。黄色い半透明のごみ袋は
カラスには中身が見えず、ごみをあさることがなくなるという。
昨年三月から大分県臼杵市が国内で初めて採用したほか、
東京都杉並区、新宿区でも実験を行っている。
同市ではカラス被害が多く、要望のあった那加前野、鵜沼朝日町一丁目、
鵜沼台六丁目の三自治会計三百八世帯を対象に、一般的な大きさの
四十五リットル用ごみ袋を一世帯当たり二十袋配布。計七カ所のご
みステーションで三月末まで実証実験をする。同時に黄色のごみ袋を
使わないステーションとのカラス被害の比較や住民アンケート調査など行っていく。
黄色のごみ袋は現在同市が採用している透明のごみ袋に比べて
価格が倍以上と高いが、価格面を含めて導入について検討したいとしている。
ソース(岐阜新聞)
http://www.jic-gifu.or.jp/np/g_news/200601/0117.htm#6 ▽県内自治体で初めてカラス対策の実証実験に使用する黄色のごみ袋=各務原市役所
http://www.jic-gifu.or.jp/np/g_news/200601/graphics/01176.jpg