北京の春節は爆発だ!爆竹遊びが正式“復活”(読売新聞)

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1まっくろけのおばさん(060314)φ ★
 北京の春節(旧正月)に爆竹の大音響が戻ってくる。北京市当局が、1994年から禁止していた市中心部で
の爆竹遊びを認めたのだ。今年の春節は今月29日。首都の年越しは、久々に、にぎやかなものになりそうだ。
(北京 松本浩行)
 「復活はうれしいよ。みんなの願いだったからね。子供のころの春節といえば、爆竹や花火で空が真っ赤に染
まり、街中がものすごい音に包まれたものさ」
 古い北京の街並み・胡同(フートン)が残り、観光客でにぎわう鼓楼の近く。軽食店を営む松広貴さん(45
)はうれしそうに言って、こう続けた。
 「実は去年の年越しの時だって、店の前でこっそりやったんだけどね。今年は堂々と出来る」
 中国では、昔から、めでたい日に爆竹は欠かせないとされてきた。特に、中国人たちが最も大事にしている旧
暦大みそか(今年は28日)から春節にかけての年越しの時だ。
 観光客向けの人力車を引く任正賢さん(36)は、さすがに「古きよき北京」の伝統に詳しい。春節の爆竹の
いわれについて説明してくれた。
 「伝説では、昔、年という名のどう猛な怪物がいて、除夜に姿を現しては人々を襲っていたけど、住民が竹の
中に火を放ち、破裂させて退散させたんだ。それが爆竹の始まりさ」
 一年の厄を払う意味があり、庶民にとって、なくてはならない行事なのだという。
 にもかかわらず、北京市は禁令を出した。理由は、「危険。環境も汚染する」。その後、約300都市が追随
した。春節の風情を消す禁令が出た当時、多くの中国人は、直感的に政治のにおいをかぎとっていた。
 「禁令は、危ないからじゃないよ。共産党は大勢が街に出て騒ぐのが怖いのさ」――89年の天安門事件や、
ソ連・東欧崩壊の記憶が生々しい時代だったのだ。
 もっとも、根っからの爆竹好きの中国人もしぶとい。違反の罰金は100〜500元(1元は約15円)だが
、見つかっても注意や没収にとどまることが多いと見るや、隠れて鳴らした。禁止後の年越しの夜も、どこから
か聞こえてくる爆竹の音は絶えなかった。
 ちなみに、昨年の春節休暇中にも、違法販売者を含め、北京で961人が摘発され、350件以上の火事、ぼ
やが発生し、550人以上がけがをしている。禁止期間でこれだから、当局が「危険」と言ったのにも道理はあ
った。
 「民意を重んじる」を売り文句にする胡錦濤政権は、爆竹解禁を求める民意に応えた。昨年、禁令を撤回する
都市が続出、9月、北京市人民代表大会(市議会)も、アンケートで7割近くの市民が解禁を望んでいるのを確
かめた上で、春節期間に市中心部でも爆竹をやっていいとの新規定案を可決した。賛成49、反対1、棄権8―
―これまでの禁令の意味を問いたくなるような大差だった。
 制限は残る。例えば、「治安上の理由」から、天安門広場や、党・政府機関が集中し、指導者が住む中南海周
辺では、今後も爆竹を鳴らしてはいけない。政権は、本音では、今も騒ぎを嫌っているようだ。
 ただ、普通の民衆には、そんなことは関係ない。楽しむだけだ。
 「これでようやく春節らしくなる」。鼓楼近くの松さんも、気合が入る。
 春を待つ北京。爆竹は22日から、市内の商店で一斉に売り出される。

[読売新聞社:2006年01月14日 23時36分]
http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__yomiuri_20060114i512.htm
2名前をあたえないでください:2006/01/15(日) 05:07:26.54 ID:YfnL3UDx
スレが立ってから1時間10分後に
勇気を出して2ゲット
3名前をあたえないでください
時間読み間違えてた・・・orz