消費税1%上げでGDPは0・4%減…日本総研試算(読売新聞)

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1まっくろけのおばさん(060314)φ ★
 日本総合研究所は、消費税率を引き上げた場合の景気や家計に対する影響を試算した。
 税率を現在の5%から1%引き上げて6%とした場合、消費者物価を0・9%分押し上げ、個人消費が0・6
%、実質国内総生産(GDP)が0・4%それぞれ減少する。年収347万円の世帯では月2000円、123
4万円の世帯は月4000円の負担増になる。
 仮に上げ幅が10%とすれば、年収347万円の世帯で年収の10・5%分に当たる月3万円、年収1234
万円の世帯では年収の6・2%に相当する月額6万3000円の負担になるとしている。
 同総研は、消費税を引き上げる場合、<1>景気情勢に応じて税率引き上げの時期を変更できるなど柔軟な仕
組みを作る<2>小幅な税率引き上げを複数回にわたって行い、消費に大きな影響が生じないようにする――な
どの配慮が必要と指摘している。

[読売新聞社:2006年01月15日 00時16分]
http://newsflash.nifty.com/news/te/te__yomiuri_20060114i116.htm