雨による「重い雪」、除雪などで３人死亡(読売新聞)

　低気圧の影響で春並みの陽気となった１４日、日本海側の豪雪地では積もった雪の上に雨が降ったため、各地
で、屋根の雪塊が落下したり、雪崩が発生したりした。秋田、長野両県では除雪中に転落するなどして３人が死
亡した。
　同日午後４時ごろ、秋田県五城目町上町の町道で、雪の中に埋まっていたとみられる人が作業中の大型除雪車
に巻き込まれ、死亡した。五城目署は、行方不明となっている近くの無職の女性（７１）とみて身元の確認を進
めている。
　長野県飯山市で雪下ろし作業中に落下し、重体となっていた同市瑞穂、工務店経営宮崎忠さん（６４）は同日
午後、死亡した。同県栄村堺でも午後６時５５分ごろ、無職小山邦夫さん（７６）が自宅近くのがけの下で死亡
しているのが見つかった。
　富山県南砺市利賀村大勘場の県道では午後４時ごろ、集落から５００メートルほど離れた地点で約１０メート
ルにわたって雪崩が起きているのが見つかり、３世帯の５人が孤立する状態となった。

[読売新聞社：2006年01月15日 01時46分]
http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__yomiuri_20060114it16.htm