◇まるごと北海道産弁当「氷下魚めし」発売へ
北海道の農業、林業、水産業の魅力をまるごと詰め込んだ弁当
「氷下魚(コマイ)めし」が、16日からJR札幌駅構内の売店で
限定販売される。米、野菜、魚などの食材から、容器、はしの木材も
すべて道産の“北海道まるごと弁当”だ。道によると、容器、はしまで
道産にこだわった弁当は、初めてという。
氷下魚めしを製造、販売するのは、札幌市中央区の
「札幌駅立売商会」(比護了造社長)。
昨年11月に道産品の地産地消を進めている道から、1次産業品をまるごと使った
商品ができないかと、持ちかけられて快諾。札幌・ススキノの和食料理人、
越後茂樹さんに監修を依頼し、旬の食材を楽しめる弁当として、
冬の味覚コマイを使った弁当が完成した。
弁当は、道産米の新エース「ななつぼし」に、浜の寒風で一夜干しし、
焼いてほぐした身を炊き込んだご飯の上に、コマイの甘露煮を乗せた。
さらにコマイの魚卵とヤーコンをあえたきんぴらと、大根のカボチャ漬けを添えた。
弁当の容器は、木目が美しいカラマツの間伐材を使い、はしはアカエゾマツを用いた。
価格は1個840円(税込み)。1日100個限定で、
3月末までの期間限定で販売される。
道は「雪まつりで札幌を訪れる大勢の観光客に、北海道の
1次産業の魅力を知ってもらい、広く愛用してもらうきっかけになれば」と
期待している。
ソース(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news003.htm ▽「北海道」をまるごと詰めた氷下魚めし
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/img/news003_1.jpg