◇07年の漁獲量半減を勧告 ミナミマグロ減少深刻化
高級トロの材料として日本で人気が高いミナミマグロ(インドマグロ)の
減少が深刻化し、資源維持のためには2007年の漁獲量を現在の
ほぼ半分にまで引き下げる必要があるとの勧告を、日本などの
漁業国4カ国で組織する「みなみまぐろ保存委員会」(CCSBT)の
科学委員会がまとめていたことが10日、分かった。
委員会は資源評価で、現在の漁獲量が続けば最悪の場合、
30年には産卵可能な親魚がほとんどいなくなる可能性もあると
指摘している。
関係者によると、CCSBT加盟のオーストラリアなどは07年の
大幅削減を支持しており、漁獲量の削減は避けられない情勢。
日本の水産庁も「委員会の勧告を深刻に受け止める」としている。
ミナミマグロは大半が日本向けで、価格上昇などの影響が出そうだ。
ソース(goo)
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060110/20060110a4750.html