長浜城主だった戦国武将山内一豊と妻の千代にちなんだ展示などで長浜市など滋賀県湖北地方をアピールする
「北近江一豊・千代博覧会」が8日、開幕し、会場の1つ、曳山博物館(同市元浜町)で開場式が行われた。
博覧会は、同博物館や長浜城歴史博物館(同市公園町)、大通寺(同市元浜町)を会場に、2人にゆかりの
資料を展示したり、ビデオ映像や紙芝居などで夫婦の出世物語を紹介する。2人を主人公にしたNHKの大河ドラマ
「功名が辻」が、この日から放映されるのに合わせてスタートした。
開場式には約100人が出席。玄関前でのテープカットに続き、今年2月に同市と合併するびわ町に伝わる
県選択無形民俗文化財の人形浄瑠璃・冨田人形「3番叟(さんばそう)」が披露された。博覧会大会長の
宮腰健市長が「北近江が一体となって地域の歴史を学び、未来を夢見るイベントにしたい」とあいさつした。
会場内で放映されるビデオ映像や休日などに上演される紙芝居なども披露され、関係者や早速訪れた観光客らが
見入っていた。博覧会は11月末まで開かれる。問い合わせは湖北観光情報センター「四居家」Tel:0749(65)0370。
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