神奈川県横須賀市で会社員、佐藤好重さん(56)が殺害された事件で、神奈川県警は七日、強盗殺人の疑いで、
在日米海軍が身柄を拘束していた米海軍横須賀基地所属の一等航空兵、ウィリアム・リース容疑者(21)を逮捕した。
県警は同日午後、逮捕状を取った上で日米地位協定に基づき外務省を通じて身柄の引き渡しを要求。米側が日米
合同委員会で身柄引き渡しに同意したのを受け、逮捕状を執行した。平成七年の日米地位協定の運用改善以来、
起訴前の強盗殺人容疑での身柄引き渡しは初めて。
調べでは、リース容疑者は三日午前六時半ごろ、横須賀市米が浜通で、出勤中の佐藤さんの顔や腹部に殴るける
などの暴行を加えて殺害し、現金約一万五千円を奪った疑い。「ダメージを与えるつもりはなかった。自分は貪欲
(どんよく)なので金を抜き取った」「取り返しのつかないことをした」などと供述しているという。
殺害の経緯については「佐藤さんに両替をしてもらおうと声をかけ、胸を突かれたので突き飛ばした。起こそうと
したら、また突かれたのでかっとなって殴った」などと供述しており、県警でさらに調べている。
県警によると、リース容疑者は犯行当日、明け方まで現場近くの飲食店で過ごし、犯行後は午後二時まで通常勤務
だったという。午前七時半ごろ、基地に戻った際には血が付着した服で基地ゲートに入ったことが判明している。
リース容疑者は平成十六年四月に来日。約一年半の軍歴で、横須賀を事実上の母港とする空母「キティホーク」の
格納庫の作業を担当していたという。
■ソース(Sankei Web)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/08na1001.htm ■関連スレッド
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