◇有志が新会社設立の方針 高千穂鉄道の運行再開模索
昨年の台風14号で線路が寸断され、第三セクターとしての経営を
断念した宮崎県の高千穂鉄道に関し、民間による再建を検討する
「走れトロッコ列車準備室」が6日、初の会議を高千穂町内で開催。
鉄道事業受け入れを目指す民間株式会社を有志らが設立する
方針が決まった。4月の部分運行再開を模索する。
高千穂鉄道の黒木睦郎社長(高千穂町長)は6日、
事業の営業譲渡について準備室側に前向きな姿勢を示した。
ただ、運行を再開するには有志による出資だけでは足りず、
町民などから多額の資金を調達する必要がある。
実際に部分運行再開が実現するかどうかは不透明だ。
会議には観光協会のほか、町商工会、旅館業組合など
地元経済団体の役員らが参加。新会社は観光協会が
中心となり、4月1日の設立、15日からの運行開始を目指す。
ソース(共同通信)
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