◇初競り レタスさらに高騰
国内で野菜の取り扱い量が最も多い東京の卸売市場で5日朝、
初競りが行われ、寒波や大雪の影響でレタスなど一部の野菜は、
高騰した年末よりもさらに上がって、去年の初競りのおよそ2倍の
価格での取り引きとなりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/01/05/k20060105000074.html 東京・大田区の大田市場では、関係者らが3本締めをしたあと、
鐘の合図とともに午前7時前から、ことし最初の野菜の競りが始まり、
早速、仲買人たちの声が響き渡っていました。去年の年末は、寒波や
大雪の影響で東京や埼玉産の小松菜が5倍近くに値上がりするなど、
野菜は高騰しましたが、市場が休みの間も入荷が続いて在庫量が
増えたことから、ほうれんそうやきゅうりが安くなるなど、ほとんどの野菜は
年末よりも価格が下がっているということです。
しかし、レタスは高騰した年末よりもさらに20%ほど上がり、去年の
初競りのおよそ2倍の価格になっているのをはじめ、大根や小松菜など
一部の野菜は依然として入荷量が少ないため、高値での取り引きと
なっています。卸売会社の社員は、「寒波に弱いレタスなどに影響が
続いており、こうした影響は今月下旬ごろまで続きそうだ」と話しています。
市場関係者によりますと、寒波や大雪の影響が今後も続くと入荷量が
確保できなくなり、レタスなどの野菜以外でも再び価格が上がる
おそれもあるということです。
ソース(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/01/05/d20060105000074.html