◇イランは2年内に原爆製造が可能=イスラエル情報機関長官
【エルサレム27日】イスラエルの秘密情報機関モサドのメイア・ダガン長官(写真)は
27日、イランが2年内に原爆製造が可能になるだろうと述べた。
イスラエル公共放送によると、ダガン長官は国会国防・外交委員会で年次報告を行い、
「イランは遅くとも今後1−2年で、原爆用の分裂性物質を保有するだろう。
そこから原爆製造までのプロセスは技術的に一直線だ」と説明した。
ダガン長官は「イランは、障害が発生しなければ、数カ月で核物質を
自力で手に入れられるだろう」と指摘した。
イスラエルと米国はイランが核兵器開発を目論んでいると非難していた。
イランは自国の核開発は平和目的だとして核兵器疑惑を否定している。
しかしイスラエルの政治家および軍司令官たちは最近、イランへの警戒心を
強めている。イスラエルの懸念は、イランのアハマディネジャド大統領が10月に、
イスラエルの抹殺を呼び掛けたため、一層深まっていた。
その一方で、イスラエル自体が中東で唯一の核保有国だと見られている。
しかし同国は核保有の事実を決して認めていない。
ソース(goo)
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20051228/051227205725.243lxz1i.html