◇米産とうもろこしからカビ毒
アメリカから食品として輸入されたとうもろこしの一部から、発がん性のある
カビ毒が検出され、厚生労働省は、アメリカからとうもろこしを食品として
輸入する業者に検査を義務づけ、検査に合格しなければ輸入を
認めない措置をとりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/12/26/k20051226000160.html 厚生労働省によりますと、今月21日、三重県の四日市検疫所支所で、
アメリカから食品として輸入されたとうもろこしの一部から、「アフラトキシン」という
発がん性のあるカビ毒が検出されました。このため厚生労働省は、
食品衛生法に基づき、食品としてとうもろこしやポップコーンの原料を
輸入する業者に、検査を義務づけ、検査に合格しなければ輸入を認めない
措置をとりました。しかし、ほかの種類とは産地や生産工程が違い、
日本に輸入される量も少ないスイートコーンは、対象から除かれています。
今回、カビ毒が検出されたとうもろこしは、すべて保管中で、市場に
出荷されたものはないということです。日本で、食品として消費される
とうもろこしのほとんどは、海外から輸入されていますが、輸入量の
90パーセント余りをアメリカ産が占め、去年は370万トン以上に
上っているということです。
ソース(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/12/26/d20051226000160.html