(1の続きです)
5.免疫毒理学(Immunotoxicology)は最近20年で発展した新興科学で、環境汚染は生物体(動物と人間)の
免疫系統に相当なダメージを与えることがほぼ証明された。
中国は経済成長の過程で環境と資源が厳重に破壊され、深刻な自然環境の悪化は中国人の免疫機能
に影響を与え、疾病に対する抵抗力が弱まることは避けられない
6.神経免疫学(Neuroimmunology)も比較的に新しい科学である。
最近の研究で、神経系統が免疫機能に重要な調節作用を果たすことが証明された。
中国社会は貧富の格差が大きく、貧困層の生活レベルが極めて低く、幹部らは職権を利用して国民の私
有財産を略奪している。
こうした緊張した社会環境で、人間の免疫機能が乱れる可能性が高い。
最近中国で各種の流行病が頻発しているのはなによりの証拠であろう。
7.中国共産党が鳥インフルエンザなどの伝染病情報を隠ぺいする体質は、世界範囲でインフルエンザの
大流行を拡大している。
今年7月管軼助教授(香港大学微生物学)は英誌「ネイチャー」で中国南部から鳥インフルエンザが世界
各地に拡散することを予測した。
そのため、中国当局は管軼氏が「国家機密を漏洩した」と濡れ衣を着せ、同氏の研究室を強制閉鎖した。
中国共産党はSARS大流行の時と同様に情報を隠し通そうとしている。
最後に、同氏は、鳥インフルエンザと人間のインフルエンザ大流行の応対方法について述べた。
まず、関連知識を得て、冷静な対応が必要であり、次ぎは神経系統が免疫機能に調整機能を果たすよう、
ゆとりのある穏やかな心理状態を保つことが重要であると指摘。
太極拳や座禅、気功、ヨガなどでの健康促進効果も確認されていると述べた。
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/12/html/d48275.html