福岡商工会議所(福岡市)は17日、今年初めて実施した「九州観光マスター検定試験(3級)」で
採点ミスがあったと発表した。
採点業者が、受験番号1番の解答が正解と設定を誤り、採点したのが原因で、受験者全員に
おわびの文書を送り、1053人に郵送した合格証はいったん回収する。
試験は10月30日、九州の観光に関する問題について、選択肢で解答するマークシート方式
(満点は100点)で行った。九州のほか、岩手、東京、大阪など全国の1292人が受験した。
今月15日、全受験者に成績表を、70点以上だった1053人には合格証も郵送したところ、一部
受験者から「自己採点結果と成績表の点数が違う」との指摘が電話で寄せられ、その後の確認
作業で、採点ミスが発覚した。
同会議所は採点し直したうえで、改めて正しい成績表と合格証を送る。採点結果にどの程度の
影響が出るかは、現時点では、はっきりしないという。
■ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051217i316.htm