米Adobe Systemsが12月15日発表した同社第4四半期(9〜11月期)決算は、売上高が前年同期比19%増で
過去最高の5億1040万ドル、純利益は1億5630万ドル(1株当たり31セント)となった。
通年でも売上高は前年比18%増の19億6600万ドルで過去最高となり、純利益は34%増えて6億2800万ドルだった。
ブルース・チゼンCEOは「当社はMacromediaの買収を完了し、戦略を加速して今後成長に向かう態勢にある。
今後はさらに幅広い顧客のニーズに対応し、特にモバイルとエンタープライズ分野で新しい市場に参入できる大きな
チャンスがある」と述べている。
第1四半期の業績は売上高が6億3000万〜6億6000万ドルを予想。1株利益は13〜16セント、
Macromedia買収関連の経費などを除外した非GAAPベースでは28〜30セントを見込んでいる。
また、CFOのマリー・デモ氏の辞任と、日本法人の社長にBEA Systems元幹部のガレット・イルク氏を任命する
人事も同時発表された。デモ氏は個人的事情から3月末で辞任予定。Adobeでは後任探しに着手している。
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