東北農政局福島統計・情報センターは15日、今年のモモ、ナシ、ブドウは前年を上回る豊作だったと発表した。
モモの収穫量は前年比2400トン(8%)増の3万3100トンだった。栽培面積は1530ヘクタールで、
10アール当たりの収量は2170キロとこれも前年比8%増だった。霜や台風などの被害が少なかったことや夏場に
適度な降雨があり、よく実った。
ナシは前年比1400トン(5%)増の2万8000トン。農家の高齢化で栽培面積は減ったが、受精が良好で、
10アール当たりの収量は前年より6%アップした。ブドウも面積は減らしたものの、降水量の多さが幸いし、
前年比90トン(3%)増の3530トンだった。
一方、同時に発表されたスモモは、収穫量が大きく伸びた昨年に比べ開花期に雨が続いたため、
収穫量は前年比180トン(11%)減の1410トンだった。
12月16日朝刊
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