【県政】道路計画立てるも67年間“放置” 岩手・盛岡[051216]

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1夏まっさかり(060118)φ ★:2005/12/16(金) 01:34:43 ID:???

◇道路計画67年間“放置” 盛岡

戦前に決定されながら、まだ建設されない都市計画道路のおかげで、
70年近く自分の土地や家が思いのままにならない――。盛岡市中心部の
閑静な住宅街にこんな一角がある。

盛岡市の繁華街から北東へと伸びる市道。県立高校や小学校のある丁字路交差点で、
ぷっつり行き止まりになる。交差点の先の上ノ橋町と加賀野地区には古くからの住宅街が広がる。

交通の便を良くしようと、市道を国道4号まで約1キロ延長する計画が存在する。
戦前の1938年(昭和13年)、市が立てた都市計画道路「神明前北井崎線」だ。

しかし、今日まで工事のつち音が響いたことはない。市は工事に入らない理由を
「市全体で見ると神明前北井崎線は建設優先性が低い。交通量などが変化しているので、
道路幅などの見直しは検討しているが、計画を取り消す予定はない」と説明する。

(中略)

司法の判断を仰ごうと、一部住民が99年、市に計画決定の取り消しと
補償を求めた裁判を起こした。住民側は1、2審と負け、上告して最高裁でも争ったが、
11月、上田豊三裁判長は「原告の損失は一般的に受け入れられる範囲内。
特別の犠牲を課せられたと判断するのは困難」と棄却した。

裁判官の1人が「1、2審は決定から60年以上過ぎているという事情について判断を示していない」と
補足意見を述べたことだけが救いだったが、現状に変化は訪れなかった。

神明前北井崎線を含め、市は1938年、計43路線(総延長約87キロ)の
都市計画道路を決定したが、実はその3割の約28キロは現在も未整備のまま。
また、市内の都市計画道路全126路線(263キロ)を見ても、
昨年度末での整備率は半分強にとどまっている。

市は「3階建てまでなら建築できるよう、制限を緩和している自治体の事例を研究している」という。
ただ、裁判を起こした住民の遺族は「70年近くも放置するのは行政の怠慢では。
こうなれば、もう少しずつでも構わないので、
着実に建設を進めてもらいたいと願うしかない」と落胆は激しい。


ソース(読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news001.htm
2名前をあたえないでください:2005/12/16(金) 01:53:58 ID:lCazkorw
2ゲット
3名前をあたえないでください
これどこのこと?東北電力の通りのタクシー屋があるとこ?