愛媛県警の捜査費不正支出問題で、県監査委員が指摘した35件のほかにも、2001年度に新た
に約600件(計約180万円)の不適正な支出が見つかったことが9日、県警の内部調査で分かった。
同年度の国費、県費の全支出、計約3万1000件を再調査して判明した。
不適正な支出は国費が約110万円、県費は約70万円。慰労会の参加者を水増ししたケースもあっ
たが
「私的流用はなかった」
と説明している。
県警の粟野友介本部長は同日、県議会警察経済委員会で調査結果を報告。
「誠に遺憾で深くおわびしたい」
と謝罪した。
不適正に支出された捜査費は返還し、今後の調査対象を1998−04年度に拡大するという。
県警の捜査費問題をめぐっては、県監査委員が2月、01年度の支出のうち35件(計約14万円)で
不正が疑われると指摘。
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