◇不審情報256件 栃木・女児殺害事件、8日で1週間
栃木県今市市の小学1年生、吉田有希さん(7)が帰宅途中に行方不明になり、
約60キロ離れた茨城県常陸大宮市内の山林で遺体で発見された事件で、
両県警の合同捜査本部には、7日までに計256件にのぼる不審情報が寄せられた。
行方不明から8日で1週間。県警は情報の精査とともに、遺留品の捜索に全力を挙げている。
一般から提供された情報は不審人物や車両に関する内容が中心。
栃木県警には219件、茨城県警には37件あった。
女児の通学路周辺では「下校時に止まっていた軽自動車」
「通学路近くの団地を巡っていた乗用車」などについての情報がある。
遺体の遺棄現場に至る林道周辺でも、のろのろ運転の白いワゴン車など、
複数の車両の目撃情報があった。
(中略)
ランドセルなど女児の所持品や凶器など犯人の遺留品がほとんど見つからない中で、
遺体とその遺棄現場からは犯人特定に結びつき得るいくつかの物証が得られた。
遺体は、宇都宮市から常陸大宮市に至る国道293号から2キロほど南下した、
林道沿線の林の斜面で見つかった。
物証のうち、捜査本部が最も注目しているのは、遺棄現場に至る林道に点々と残っていた
複数の血痕だ。一つは女児と同じ「O型」。残る一つは犯人のものと見られ、
捜査本部はDNA鑑定を急いでいる。DNAが得られ、
前科がある人物の型情報と一致すれば、犯人は早期に特定される。
女児の両手首には、拘束された際に付着したと見られる接着テープの成分が残っていた。
捜査本部は成分を分析して製品を突き止め、購入ルートを調べるものとみられる。
女児の死因は胸部を刃物で刺されたことによる失血死だった。捜査本部は傷の状態から、
刃渡り10センチ、幅は柄に近い最大部でも2センチ未満の
鋭い刃物が使われたと見て凶器の特定を急いでいる。
捜査本部は300人を超える態勢で捜査を続け、7日には女児が行方不明になった
通学路の現場検証を実施した。女児のランドセルなどは依然として見つかっておらず、
通学路を起点に始まった遺留品の捜索はこの日、
10キロほど離れた国道293号沿いまで進んだ。
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http://live14.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1133706409/ 【栃木女児殺害】遺体に犯人の体液、いたずら目的の犯行か
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1133869190/ ソース:朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY200512070344.html