ハンナラ党の李季振(イ・ゲジン)スポークスマンは5日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が先月27日に黄禹錫
(ファン・ウソク)教授の研究をめぐる議論でMBC側の肩を持ったことに関して、盧大統領に謝罪を求めた。
孫鶴圭(ソン・ハッキュ)京畿(キョンギ)道知事も盧大統領の立場表明で波紋が広がったと批判した。
盧大統領は5日、この問題に対する立場を再度示した。しかし、『PD手帳』が黄教授研究チームを脅迫した
ことについては一言も言及しなかったし、謝罪もなかった。
盧大統領はこの日、首席・補佐官会議で黄教授のチームの研究成果や検証の問題に対して「この辺で
終わりにしてほしい」とし、「同問題は、今後黄教授の研究過程で自然に証明されるだろう」と述べた。
また盧大統領は「黄教授は早期に研究の場に復帰し、数多くの難病患者と国民に希望を伝えてくれることを
期待する」とし、「政府は黄教授チームのヒト胚性軒細胞(ES細胞)の研究日程が順調に進むよう、今後も
支援していく方針だ」と述べた。
盧大統領の発言が出るとすぐにインターネットのポータルサイトは激しい批判で溢れた。先月27日の立場
表明の際にも、「何故大統領が介入するのか」、「大統領が下火になっていた問題に油を注いだ」という
非難の声が殺到した。
この日、ネイバー、ダウム、ヤフーなどでは、一日でそれぞれ数千個の書き込みがあった。そのほとんどが、
何故また口を出すのかという意見であった。ネイバーでは「黙っていらっしゃればまずまずの線に落ちつく
だろうに」、「本当に失望した」などが丁寧な表現になるくらい批判的な内容が圧倒的だった。
「生命工学界を見殺しにしておいて今更やめるなんて、一体どこの国がそんな仕事をするのか」、「大統領
なら何でも許されるのか?」、「マスコミがものすごい暴力を振るった事件を水に流そうって?あきれるよ」、
「大統領は口が固くなければ」、「特定の言論には寛大、または敵対視せず、真相を明かせ」、「国益に関わる
問題に目をつぶろうとするなんて話しにならない」などだった。
■ソース
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/12/06/20051206000041.html ■関連スレッド
【韓国】盧大統領「黄禹錫教授論争はこの程度で終わりに」「今後も支援」〔12/05〕
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1133774326/